中里学園

寄附金について

社会福祉法人幼年保護会 横浜中里学園

園長 井苅 献太

Ⅰ 寄附金の重要性

児童養護施設では、施設で暮らすこどもたちの生活を保障するために、国や地方自治体から、生活諸費(衣食住・教養娯楽等)教育費(幼稚園費・入学支度費・見学旅行費・教材費・学校給食費・学習塾費・部活動費等)就職支度費・大学進学支度費等の事業費(措置費)の支給を受け、施設で暮らすこどもたちが、一般家庭のこどもたちと同じように安心して生活できるよう努めています。その財源は税金ですべて賄われており、その為、これらの費目が適正に支出処理される必要があり、費目ごとにその使途も厳しく定められています。そのような現状の中、有志の方々からのご寄附は、こどもたちにとって、本当は必要だけれど措置費の中からは拠出できない費用に充てることが出来る資金であると同時に、限られた予算の中で、こどもたちの生活をより豊かにしていく事が出来る大変貴重なものであると考えています。

Ⅱ 寄附金の使途

横浜中里学園では、寄附金の主な使途を、寄附者の意思を尊重したうえで、以下のように考えています。

1.【社会福祉法人 幼年保護会 法人本部に対する寄附】
頂いたご寄附を、法人会計に繰り入れ、法人本部で適正に管理し、以下の各事業所の求めに応じて、理事会の承認のもと、利用児・者の福祉に資する必要な事業に拠出致します。
[法人が運営する事業所]
〇横浜家庭学園(児童自立支援施設 横浜市保土ヶ谷区)
〇甲突寮(成人男子対象の更生施設 横浜市磯子区)
〇若葉診療所(横浜市保土ヶ谷区)
〇グループホームふぁん(横浜市磯子区)
〇よこはま包摂相談支援センター(横浜市保土ヶ谷区)
〇横浜中里学園(児童養護施設 横浜市青葉区)
〇児童家庭支援センターみたけ(横浜市青葉区)

2.【社会福祉法人 幼年保護会 横浜中里学園に対する寄附】
(1)[横浜中里学園自立支援基金]としての使途
〇退園生に対する支援
退園後自立して生計を立てている者が、様々な理由により、生活が困窮した時の経済的支援。退園生が、生活を向上させていくための資格取得・進学等に必要な資金援助。
〇在園生(高3生等)に対する進学準備資金支援
在籍する高3生等が、卒業後の進路として、進学を希望した場合の初年度納入金の補助としての使途。

(2)在園生の生活をより豊かにするための使途(予算配分が難しい物品の購入等)
〇大型遊具・大型備品等の購入
〇宿泊旅行・外食・遊園地等への外出行事の費用補助
〇大規模・中規模修繕費用として

Ⅲ 寄附金の出納と情報公開

寄附金の出納管理については、その寄附先に応じて、法人・施設が責任をもって行い、HP・広報紙等を活用し、寄附者名、使途等を原則公開し、透明性のある運用を行ってまいります。

Ⅳ 寄附の方法

1.【金融機関からの振込】
広報紙・HPに寄附の案内(振込先・寄附控除説明等)を掲載致します。
2.【クレジット決済】
横浜中里学園ホームページより、クレジットによるオンライン決済が可能です。
3.【施設へ直接の持ち込み】
寄附申込書への記入と領収書の発行、寄附控除についての説明資料等をお渡しいたします。

『横浜中里学園自立支援基金』について

1.趣旨
高校を卒業し、施設から自立して行くこどもたちを取り巻く環境は厳しく、進学を希望していても、経済的な事情で断念せざるを得ないこどもたちや、補助金・奨学金等を活用し、大学等へ進学したとしても、在学中に様々な理由により頓挫してしまうこどももいる。また、就労自立しても、仕事が続かず、家賃の支払いが滞るこどもたちや、将来の為に資格を取りたいが、経済的な不安定さからチャレンジできないこどももいる。こうしたこどもたちを措置費で支援する事は難しい現状である。また、支援してくれる企業や団体は近年増えてきているが、支援を必要としているこども全てが利用できるわけではない。こどもたちを社会へ送り出す施設自らも、こどもたちへの情緒的な支え・繋がりだけではなく、経済的にも支援していく事が今後の施設には必要であると考え、横浜中里学園自立支援基金を創設する。

2.対象児童・事由
➀進学予定の高3生等についての初年度納入金(入学金・授業料等)
➁大学等へ在学中の退園生に対する通学継続支援(授業料等)
③退園生に対する生活・就学支援・資格取得支援
④その他、園として基金を利用しての支援が適当と認められる事由及び児童

3.支援の決定方法
運営会議にて、各主任から支援についての起案(支給対象児童・支援理由・期待される効果・金額等)を提出する。同会議で検討の上、合意が得られたものについては、その 後の職員会議において議題として提出し、出席職員の承認をもって支援の決定とする。

4.基金原資(財源)
・外部有志の方々からのご寄附
・関係者からの寄附
・今後、バザー等実施した際の収益金

5.運用についての規則
横浜中里学園自立支援基金運用規則を作成。(2021年11月2日職員会議にて承認)

6.その他
他の寄附金と分け、自立支援基金専用の通帳を作成。(みずほ銀行横浜駅前支店)

寄附金控除のご案内

確定申告をすることにより税金の一部が戻ってきます。

詳しくはこちらをご確認ください(PDF)

クレジットカード決済での寄付

任意の金額を指定していただきますと、1回払いでクレジットカード決済され、自動的に引落しされます。

お申し込みの前に「クレジットカードご利用のご案内」をご確認ください(PDF)

寄付金額を下記フォーム欄に半角数字で入力して「オンライン決済画面へ」ボタンを押していただくと、クレジットカード決済画面に移行します。 例)3,000円の場合は、半角数字で 3000 と入力してください。

金額指定:

※アルファノート株式会社の決済システム画面に移動します。

銀行振込での寄附

銀 行:みずほ銀行 支店:青葉台支店

振込先:(普) 2313850

名 義:社会福祉法人 幼年保護会 横浜中里学園 理事長 小山 修