園内の紹介
横浜中里学園にはA棟・B棟・C棟があり、2歳から18歳のお子さまが年齢や性別に応じて各ユニットに分かれ生活しています。
生活だけではなく多様な支援を行えるよう、心理療法士・ファミリーソーシャルワーカー・栄養士が常駐しており、横浜中里学園独自のプログラムを実施しています。
そして平成31年4月より横浜中里学園内に「児童家庭支援センターみたけ」を開設し、横浜市青葉区を中心に、周辺地域の方にご利用いただいています。お子さんや家庭に関する心配ごとなど、専門の相談員や心理士が相談に応じています。
横浜中里学園A棟 施設案内
A棟 1階:横浜中里学園事務所、児童家庭支援センター
横浜中里学園内に児童家庭支援センターみたけが併設されています。A棟には事務室の他に心理相談室、プレイルーム、学習室、自立訓練室、家族ルーム、心理療法室、医務室、会議室、応接室、児童家庭支援センターみたけの相談室があります。
A棟 1階:横浜中里学園 心理療法室
この施設では、様々な事情で親と離れて生活しなければならない子ども達が集団で生活しています。子ども達は、この部屋で思い思いの遊びをセラピストと行います。その遊びを通して子ども達は、自分のことや家族のことについて、その本質に触れ心の中に収めていきます。心理療法室は、子どもの心の成長のための1つのツールです。安心・安全の生活があってこそです。
A棟 1階:横浜中里学園 家族ルーム
この部屋にはダイニングと畳の部屋があり、家庭復帰が近い子どもは帰宅の準備として家族と何度か宿泊してもらうこともあります。宿泊をしなくても主に子ども達が家族と過ごす部屋です。また、きょうだいで遊ぶ時、職員と料理やおやつを作ることもあります。普段生活している寮とは離れて、より家族的な時間を過ごすことができ、子ども達は特別な気持ちになれるようです。
A棟 2階:児童家庭支援センターみたけ 預かりユニット
児童家庭支援センターみたけでは家庭に近い雰囲気でお子さんをお預かりできるよう心がけています。青葉区、北部児童相談所へ利用申請された方にご利用いただいています。また相談室として、お子さん自身の悩み、お子さんや家庭に関する心配事などをここで相談員や心理士が相談に応じることもあります。
A棟 2階・3階:男子棟
男子棟ユニットには、小学校3年生から18歳までの子どもたちが生活をしています。男子棟ユニットの入り口には、バスケットゴールを設置し子ども達が身体を動かしたり、指導員達と楽しく遊ぶ憩いの場所となっています。子ども達、職員共に安全で安心できる生活の場となるよう日々努力しています。
横浜中里学園B棟 施設案内
B棟 1階:有馬ホール(地域交流スペース)
研修会場、地域交流スペースとして、小学校や中学校の先生にお越しいただき、子ども達に関する意見交換会など行っております。またそれ以外では、誕生会や子ども達の遊び場所として開放しています。
B棟 1階:厨房
厨房では朝昼夕3食と幼稚園、中高生のお弁当を作っています。ごはんと味噌汁などのスープ類はユニットで作るので、出来立てアツアツを食べることができます。家庭料理を基本とし、旬の野菜や果物を多く取り入れた献立を提供しています。日々の食事が少しでも活力となるよう心を込めて作っています。
横浜中里学園C棟 施設案内
C棟 1階:年少棟ユニット
2歳から小学校二年生まで男女混合で2ユニットに分かれて生活をしています。愛着の発達段階が最も大切な幼児時期、特定の大人との愛着の形成が必要とされるため個別担当制にして支援しています。
C棟 2階:女子棟ユニット
小学校3年生から18歳までの子どもたちが生活をしています。安定した人間関係、生活環境を保ちながら子ども達と「楽しさ」を共有し、心地よい居場所つくりを心がけています。